2013年10月25日金曜日

芸術の秋は組木細工できまりっ!!

「 秋深し 隣はなにをする人ぞ」

皆さん、秋を満喫していますか?

ボクはいつも食欲の秋ばかり楽しんでいるので、たまには芸術の秋・・・。というわけで、今日は中野市にあるズートピア信州という組木細工の工房に行ってきました。

台風の影響か、雨がちな毎日。
せっかく紅葉しているのに森の中を歩くことができないので、こんな過ごし方もいいかなあなんて・・・。

はじめて訪れたその工房は立派な古民家と自然豊かなお庭、窯があったり蔵があったりと、異空間に入り込んだようなたたずまいでした。

まずは、組木デザイナー小黒三郎氏の作品の飾られた古民家ギャラリーを見学。
いろりや古い箪笥、立派な仏壇、床の間・・・。
昔ながらの立派なお宅、そこに所狭しと作品がならべてありました。
小黒さんの作品はどれも丸みをおびていて、ほんわかやさしい表情。
親子でだきあった犬、ねこ、くま、たこ、うさぎ・・・・
干支シリーズがあったり、おひなさま、五月人形などなど。
そして、次はお庭。
ご自慢のお庭はとても広く、散策路になっています。

木立の中をゆっくり歩くと、
「あっこんなところに組木の鹿が・・・」

かくれんぼしているような木の動物たちがあちらこちらに!

手入れのいきとどいた木々の中、池あり、せせらぎあり。
 小さな橋をわたると今度は竹林。
 とても豊かで整った美しい庭。
ゆっくり、楽しく歩きました。

そして、ついに工房へ!!

たっぷり素敵な作品を堪能したので、下手っぴなボクの作品を持ち帰るより、気に入ったプロの作品を買ったほうがよいのでは・・・・なんて思いもしたのですが、せっかくなので体験することにしました。

気に入った図柄を選び、それを木にはりつけて、その線のとおりに電動糸のこを使って切っていきます。

 これだけのこと・・・・しかし、これがなかなか難しい!

ボクは犬の図柄を選んでチャレンジ!!
「あわてずにゆっくり落ち着いてやれば大丈夫」

なんて、先生はやさしく教えてくれたのですが、そこはぶきっちょなボクの腕ですので・・・・・

「あーーっ!いっちゃういっちゃうーーー!」
「あーーー!(ガタガタガタ・・・板が上にもちあがった音)おなか切りすぎたーーー!!」

叫びまくったのは言うまでもありません。


それでもできた作品はこれ→→→
なかなかいいんじゃないです??

シロウトながらも、とっても満足の作品になりました!

お値段もリーズナブルでびっくり!!

皆さんもぜひ足を運んでみてはいかがですか???

(ペンションより約45分、金土日曜日のみ開館)